もの忘れや認知症を心配されている方を対象とした外来です。
すでに認知症の診断がついている方もご利用いただけます。

両総医院には認知症サポート医が在籍しています。

認知症サポート医とは、認知症の人の診療に習熟した医師です。
かかりつけ医の認知症診断等に関する相談役等の役割を担います。
安心してご来院ください。

出典:厚生労働省ホームページ
「認知症地域医療支援事業の実施について」(平成27年4月15日付. 老発0415第6号厚生労働省老健局長通知)

受診前にご用意していただくと良いもの
頭の画像を撮影したことがある場合には、病院から渡されたCDなどをお持ちください。

当院は頭の画像を撮影できる機器がございません。
ただ、必ずしも診断に必須ではありませんので、お急ぎの場合には不要です。
どうぞ手ぶらでお越しいただいて大丈夫です。
必要な場合には、検査を実施してくださる病院をご紹介いたします。
ご安心ください。

体を動かすことが大切です
これまでの数十年にも及ぶ研究から、家事や仕事をしたり、運動する習慣には、認知症の発症数を減少させる効果があることが分かっています。

参考:身体活動とアルツハイマー病 予防から治療の観点まで(原文が読めます)
Rolland et al. Physical activity and Alzheimer's disease: from prevention to therapeutic perspectives. J Am Med Dir Assoc. 2008 Jul;9(6):390-405.

運動は認知症の予防になるだけでなく、認知症の進行を遅くする効果もあります。
どうやら、歩くと“脳が鍛えられる”様子です。

歩けるうちはできるだけ歩くことが大切です。

可能な限り、ご自分の足で通院して、元気なお顔を見せに来てください。

来院が難しい場合には訪問いたします
外出が難しくなった場合は、ご自宅にお伺いいたします。
だいたい月に1回、いつもの医師が様子を伺いに参ります。
お薬もお渡しします。

楽しく暮らすことが一番です。
歩くのが難しくなったらお伺いしますので、無理せずやっていきましょう。